PMSの病院の治療って何をするの？

PMS 治療

女性の体は28日周期で
様々な体調の変化をもたらします。

それは女性ホルモンの変化に
よるものですが、この急激な変化に
よってPMSやPMDDと呼ばれる状態になり、
色々な不調を感じたりします。

PMSは普段の食生活やストレスを抱えない生活を
心がけるなどある程度自分でケアできると
言われていますが、なかなか難しく、
全てを自分で管理するのは難しいものですね。

少しでも自分でコントロールできないと感じれば
病院に行くことをおすすめします。
今は婦人科、精神科などでPMSは
きちんと診察してもらえます。

具体的にどのような治療法があるのでしょうか。

基本的な月経前症候群の症状であれば、
まずは婦人科で見てもらいましょう。

婦人科でも、色々な角度からの診察の仕方が
あるので病院によって違う場合もありますが、
まずは漢方薬で様子を見る場合が多いです。

大体のクリニックは血液検査や尿検査などで、
他の病気などがないかなど詳細に
調べてもらえます。

漢方薬は個人の症状に重点をおいて
処方されるので、今一番悩んでいる
症状を明確に医者に伝えるようにするのが大切です。

その他代表的な薬はピルです。

ピルとは、排卵がおこらないようにする薬で
基本的には避妊のために使用されている薬です。

排卵がおこらないため、急激な女性ホルモンの
バランスの崩れなどもおこらず、PMSの症状を抑えることができます。

また別の方法として女性ホルモン剤があります。

PMSはホルモンのバランスの過剰な分泌や
減少、急激な変化によるものが原因とされています。

そのため足りない女性ホルモンをおぎなったりするために
ホルモン剤が処方されることもあります。

いずれにせよ、副作用などの問題もありますので
その都度先生に相談しながらの使用となります。

最近では、珍しくなくなった生理前の症状ですので
力をいれているクリニックなどもあります。

栄養士による食事療法やストレスを発散する方法なども
合わせて教えてくれるようなクリニックもあります。

体の不調よりも、精神面でより辛い場合もありますね。
そういう時は心療内科や精神科に行き、
カウンセリングを受けることをおすすめします。

我慢しすぎて、うつ病を発症してしまうという事もあります。
ずっと長く使用すると副作用などの危険性はありますが、
一時的な症状を和らげる方法としては効果的ではあります。

病院に行く際は、病院のスタッフに自分の症状を分かりやすく
伝えることが大事です。

どんな症状か。
いつからあるのか。
月経の周期。など。

できれば、毎日基礎体温をはかり、
自分が今どの周期にいてどんな
変化があるのかをチェックしておくととても分かりやすいです。

PMS　緩和